目次
第1部 形成的アセスメントの概念(形成的アセスメントの範囲と方法論;形成的アセスメントの政策枠組み;ケーススタディからみた形成的アセスメントの要素;実践例からみた形成的アセスメントの要素;形成的アセスメントの利点と障壁;形成的アセスメントの普及と水sンのための政策指針)
第2部 形成的アセスメントの事例研究(カナダ―形成的アセスメントのために総括的データの活用を推進;デンマーク―学校にデモクラシーと対話の伝統を築く;イングランド―ハイステイクスな場面で形成的アセスメントを実践する;フィンランド―競争や比較でなく個人内の伸びに重きを置く;イタリア―変遷していくシステム;ニュージーランド―多様な政策イニシアチブの中に形成的アセスメントを組み入れる)
著者等紹介
有本昌弘[アリモトマサヒロ]
1959年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学。博士(人間科学)。現在、国立教育政策研究所初等中等教育研究部総括研究官/東北大学教授。専門は、カリキュラム(教育研究)開発、教育評価
小田勝己[オダカツミ]
1952年生まれ。現在、城西国際大学非常勤講師、国立教育政策研究所研究協力者。専門は、エッセンシャル・クエスションを用いた教育方法と評価および授業改善など。最近は、「描写レヴュー」の方法を各地で広めている
小田玲子[オダレイコ]
1965年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士前期課程修了。現在、編集者、同志社大学メディア・コミュニケーション研究センター嘱託研究員。2008年度は、東京大学多分野交流演習で非常勤講師。専門は、メディア社会論、教育方法論
多々納誠子[タタノセイコ]
1964年生まれ。東京女子大学文理学部英米文学科卒。現在、国立教育政策研究所非常勤職員。ベネッセコーポレーション英語講師。翻訳家。杉並区小学校PTA連絡協議会運営委員等、地域の教育活動の経験をもとに「西荻こども育成・教育研究会」代表として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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