目次
第1部 グローバリゼーションをめぐる政治‐経済‐文化(EU統合過程の新展開;等身大の「文民保護を目的とする軍事介入」―コンゴ民主共和国における一事例をてがかりとして;アメリカ占領軍「女性問題担当官(Women’s Affairs Officese)―鹿児島・四国・新潟を事例としたアメリカ人女性による「日本女性解放」の夢と現実)
第2部 せめぎあう画一化と多様性(二〇世紀イギリスの国民的アイデンティティとイングランド教会―信仰復興運動から福祉国家へ;多民族国家アメリカのグローバリゼーション―文学からのアプローチ;韓国・済州島チャムスの移動と生活文化―生活実践のダイナミズム;グローバルハウスホールディング―グローバル化する家庭・世帯の子ども)
第3部 オルタナティブを求めて(「資源の呪い」のオルタナティブ―グローカルなネットワークとエンパワーメント;「苦界浄土」としてみるオルタナティブ―中国の底辺階級と社会意識の検討から)
補論 世界と愛媛のケースから(オルタナティブへのさまざまな試み;世界と愛媛を結ぶ―文学からの問いかけと事例 大江健三郎の『あいまいな日本の私』;グローバリゼーションと中国)
著者等紹介
中村則弘[ナカムラノリヒロ]
愛媛大学法文学部・教授
栗田英幸[クリタヒデユキ]
愛媛大学法文学部・准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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