目次
総論編(DVとは何かを理解し、DV被害者にどう対応すべきかを学ぶ;DVをめぐる法律知識を身につけ、初診時に最低限すべきことを学ぶ;DV被害者に対する診察・検査、診断・評価のポイントを理解する;DV被害者に対する診療全体の流れをつかむ;DVが公衆衛生上の重大な問題であることを理解する;DV被害がどのような健康問題をもたらすのか理解する;間違った思い込みを訂正し、医療現場におけるDV問題の全体像を捉え直す)
各論編(産婦人科におけるDVへの対応;小児科におけるDVへの対応;病院全体の取り組み「まつしま病院の実践より」;社会におけるDVへの対応「医師等に求められる役割」)
資料
著者等紹介
宮地尚子[ミヤジナオコ]
一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻・教授。精神科医師。医学博士。1986年京都府立医科大学卒業。1993年同大学院修了。1989年から1992年、ハーバード大学医学部社会医学教室および法学部人権講座に客員研究員として留学。1993年より近畿大学医学部衛生学教室勤務を経て、2001年より現職。2002年より、配偶者暴力相談支援センターの精神科相談に関わる。DV被害者回復支援についての講演・研修を多数行ってきた。専門は文化精神医学、医療人類学、ジェンダーとセクシュアリティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。