目次
第1部 乳幼児精神保健の臨床(乳幼児期のメンタルヘルスの全体像;乳幼児期の心理的発達の理解と診断;乳幼児精神保健臨床と地域における家族支援システム)
第2部 親の発達と親性の理解(親になるってどういうこと?;乳幼児の社会性の発達と母性父性の関わり;乳幼児期の虐待と母親のメンタルヘルス)
第3部 乳幼児期の障害(乳幼児期の障害の概略;障害乳幼児の対応と療育;乳幼児期の発達障害とその広がり)
第4部 治療と支援(乳幼児精神保健臨床における治療のあり方―治療的アプローチと相談活動;自分の健康を保つために―自分自身のメンタルヘルス)
著者等紹介
本間博彰[ホンマヒロアキ]
1950年静岡県に生まれる。弘前大学医学部卒業。同大学院医学研究科修了。医学博士。日本児童青年精神医学会認定医。青森県で10年間を地域の精神科病院および大学病院精神科にて臨床経験を積んだ後、1988年より宮城県中央児童相談所に移り、児童福祉と児童精神科医療に従事。2001年からは新設された宮城県子ども総合センターにおいて、乳幼児および児童精神科医療に従事。現在同センターの所長。この間、北欧の乳幼児精神保健システムを導入すべく、フィンランドおよびスウェーデンの臨床家との交流を深め、そのノウハウの一部を現センターの臨床に導入。専門は、乳幼児および児童精神医学で、特に親の精神病理とその治療に取り組み、厚生科学研究主任研究者を5年間つとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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