目次
第1章 男女賃金差別裁判の提訴まで(入社から地方労働委員会闘争までの14年間;「女の労働」を徹底してなめた会社 ほか)
第2章 ペイ・エクイティを求めて(ペイ・エクイティとの出会い;京都地裁における3年間 ほか)
第3章 長かった控訴審(厚顔無恥にも控訴した会社;裁判官を選べない私たち―裁判官の当たり外れで人生が決まる? ほか)
第4章 ペイ・エクイティを女たちの手に(京ガス裁判闘争の意義;ペイ・エクイティと女性運動―日本の労働運動の課題 ほか)
第5章 京ガス倒産争議(男女賃金差別是正の交渉から新たな争議へ;ついに職場占拠へ ほか)
著者等紹介
屋嘉比ふみ子[ヤカビフミコ]
1981年(株)京ガスに入社。1998年4月、京都地裁に同一価値労働同一賃金原則(ペイ・エクイティ)を求めて提訴。2001年9月、日本で初めて同一価値労働同一賃金原則を実質的に認めた勝利判決を勝ち取る。2005年12月、大阪高裁での控訴審は勝利的和解で解決した。2006年8月から京ガスの倒産争議に関わる。2007年2月、倒産争議は全面的に解決。現在、働く女性の人権センターいこ☆る、均等待遇アクション21(大阪・京都)、コミュニティ・ユニオン関西ネット、全国ネット、働く女性の全国センターACW2などの運営委員として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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