OECD未来の教育改革
個別化していく教育

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  • サイズ A5判/ページ数 227p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750325866
  • NDC分類 375
  • Cコード C0337

内容説明

学校で教える知識や学校組織がすべての者に合う「フリーサイズ(one‐size‐fits‐all)」のものと考えるアプローチは、個人のニーズや知識社会全体にはうまく適合しないという認識が高まっている。本書では、「個別化」した教育や公共サービスの集団的な提供の可能性が、現在の画一性を打開する方途として広範に叙述されている。個別化の方向へ漸次移行していくことの重要性は、第一線の専門家であるデイヴィド・ホプキンス教授によって、本書の序章で述べられている。

目次

第1章 個別化学習における選択と発言
第2章 個別化学習とは―学習の潜在性を伸ばすための新しい知見
第3章 脳科学研究とライフサイクルにおける学習
第4章 個別化学習と児童期・青年期の変化する概念
第5章 個別化学習のための政策展開
第6章 2025年には個別化学習はどうなるか
第7章 公共サービスの将来―個別化学習
第8章 個別化―問題の正確な把握のために
資料:個別化に関連するOECD/CERIプログラム 形成的評価―中等教育における学習向上をめざして
「個別化していく教育」は未来のシナリオか―訳者あとがき

著者等紹介

岩崎久美子[イワサキクミコ]
1962年生まれ。筑波大学大学院教育研究科(カウンセリングコース)修了。現在、国立教育政策研究所総括研究官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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