目次
序章 課題と方法(課題;方法)
第1章 コレラ・ペスト(防疫戦争;神戸伝染病流行年史;反撃―一八八六年のコレラ大流行;監視―一八九〇年のコレラ大流行;包囲―一八九五年のコレラ大流行;解体―コレラからペストへ;第2章 スラム(神戸市区改正論議;スラム対策の実施;スラム対策の進展;貧民追放政策;スラムと被差別部落;賀川豊彦―二重の眼差し)
終章 騒擾へ(権力支配の空間;「貧民窟」―映像の自己完結;騒擾へ―むすびにかえて)
補論 明治・大正期の神戸マッチ工業―労働・社会問題的側面(日本マッチ工業界における神戸の地位;神戸におけるマッチ工業の興隆;神戸マッチ工業の職工と労働条件;抗弁のマッチ工業とスラム)
著者等紹介
安保則夫[アンボノリオ]
1946年、大阪府に生まれる。1974年、関西学院大学大学院経済学研究科博士課程修了。2003年まで、関西学院大学総合政策学部教授、社団法人ひょうご部落解放・人権研究所所長、兵庫県在日外国人教育研究協議会会長。2003年6月1日、急性白血病のため逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 政策と政治 年報政治学