内容説明
戦争の悲惨さを体験し、日本人たちが涙を流して反戦平和を誓った焼け野原の日々をはっきりと記憶する著者の、日本を恐しい国に戻してはならぬとする必死の呼びかけ。
目次
第1章 我が鮮明なる記憶―「大空襲」「焼け野原」「復興への誓い」
第2章 好戦国から平和国家へ―著しく好転した対日感情
第3章 ぼろぼろと平和国家がくずれゆく―憂うべき逆コース現象
第4章 いつか来た道へ導く恐るべきタカ派の暴論
第5章 正義に基づく我らハト派の主張
第6章 天は許さじ、暗黒の時代への回帰をはかるタカ派論客たち
第7章 人びとの生命、平和、自由、民主主義を守る尊きハト派の闘士たち
第8章 日本の平和と民主主義を脅かす極右政権に負けるな!
著者等紹介
一本松幹雄[イッポンマツミキオ]
1937(昭和12)年生まれ。灘中、灘高、早大政経学部、コーネル大学大学院に学ぶ。1960年以降、関西電力(株)などエネルギー関係の組織で勤務し、この間、関電NY駐在員、国際原子力機関勤務など、欧米で11年間勤務し、88カ国を訪問した経験を経て、2006年著述家として独立す。出版歴11冊。戦時中及び終戦直後の政治、経済、国際情勢に精通している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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