援助を求めないクライエントへの対応―虐待・DV・非行に走る人の心を開く

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  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750325439
  • NDC分類 369.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

オーストラリアでの虐待や保護観察現場での研究結果を基に、自発的に援助を求めないクライエントへの効果的な援助方法を、具体的・総合的にまとめたもの。現場のワーカー、社会福祉・司法・教育関係の研究者や学生必読の一著。

第1章 序 論
 1 意欲に欠けるクライエントとは
 2 意欲に欠けるクライエントにかかわるワーカーの役割の二重性
 3 直接的実践
 4 意欲に欠けるクライエントにかかわる際の知識基盤
 5 証拠基盤実践
 6 本書の目的
 7 本書の構成
第2章 どのような働きかけが有効で、何が有効でないのか
 3 守秘義務
 4 ケースマネージャー、ケースプランナー、それとも問題解決者
 5 クライエントの期待
 6 専門的な関係をクライエントに理解させること
 7 組織の期待
 8 かかわりへの理論的アプローチ
 9 事例
 まとめ
第4 章 向社会的効果を促進すること
 1 向社会的なコメントと行為の特定
 2 報酬を与えること
 3 向社会的行動のモデリング
 4 望ましくない行動への挑戦
 5 向社会的アプローチの長所
 6 向社会的アプローチへの批判
 要 約
第5章 問題解決
 1 問題解決プロセスの段階
 2 問題解決、リスクアセスメント、ケースプランニング
 3 問題解決アプローチへの批判
 要 約
第6章 関 係
 1 共感
 2 楽観性
 3 ユーモア
 4 自己開示
 5 クライエントの暴力
 要 約
第7章 家族ケースワーク
 1 集団としての家族へのかかわりは、いつ行うのが適切か
 2 協働家族カウンセリング
 3 家庭基盤モデル
 4 協働家族カウンセリングのプロセス
 5 向社会的モデリング
 要 約
第8章 評 価
 1 単一事例研究評価
 2 事例分析
 結 論
付 録──効果的な実践の原則
参考文献
あとがき

目次

第1章 序論
第2章 どのような働きかけが有効で、何が有効でないのか
第3章 役割の明確化
第4章 向社会的効果を促進すること
第5章 問題解決
第6章 関係
第7章 家族ケースワーク
第8章 評価
付録 効果的な実践の原則

著者等紹介

トロッター,クリス[トロッター,クリス][Trotter,Chris]
1946年生まれ。2003年よりオーストラリアのMonash大学のソーシャルワークの準教授である。それ以前の職歴として、児童保護チームのリーダーや保護観察の地区マネジャーを経験している。所属学会は、オーストラリア・ソーシャルワーカー協会とオーストラリア・ニュージーランド刑法学会である

清水隆則[シミズタカノリ]
1977年大阪大学人間科学部卒業。大阪市福祉事務所ケースワーカー、保健所職員などを経て、1995年吉備国際大学社会福祉学部社会福祉学科助教授。1999年龍谷大学社会学部地域福祉学科助教授。龍谷大学社会学部地域福祉学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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