出版社内容情報
横浜市のソーシャルワーカーとして長年働いてきた著者の「母子寮」(現在の母子生活支援施設)に対する問題意識を手がかりとして、職員や元入所者へのインタビュー、公表されている調査資料や文献などにより、母子寮を多面的、多層的にとらえ、ソーシャルワークとフェミニズムの視点からあらたな母子寮像を浮かび上がらせた意欲作。
目次
第1章 言葉と概念―コミットメント、継続性、不可逆性
第2章 援助と行政能力
第3章 手続き、原則、そして権力
第4章 参加―振り返り、反省、そして未来
第5章 PRA、参加、そして規模の拡大
第6章 ふるまい、態度、その彼方
第7章 未来のために
著者等紹介
チェンバース,ロバート[チェンバース,ロバート][Chambers,Robert]
イギリスのサセックス大学開発研究所研究員。第三世界における農村開発の実践・研究両方において長年の経験をもつ。ケニア、ボツワナ、スリランカ、インドで働いたほか、アフリカとアジアのその他の国々で農村開発のコンサルタントの仕事に携わる
野田直人[ノダナオト]
(有)人の森代表取締役。元国際協力機構派遣専門家。青年海外協力隊を皮切りにラテンアメリカ、アジア、アフリカ各地で開発協力に従事。専門は参加型開発と社会林業。地域開発・国際協力メーリングリストを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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