出版社内容情報
明治期、近代日本の歩みや問題点に関し、国民国家の形成、万国博覧会の意義、世界分割、移民社会、日露戦争、世界の「モザイク化」の6つに焦点を当て、世界の動向と絡めて考察する。著者の曾祖父である岡倉天心が、各章の冒頭でわかりやすく読者を誘う。
目次
第1章 国民国家の形成(一八五〇年代~一八七一)
第2章 万国博覧会と明治日本
第3章 世界分割と日本(世紀転換期)
第4章 移動の時代
第5章 日露戦争の原因・背景と影響・意義
第6章 世界の「バルカン化」「モザイク化」
著者等紹介
岡倉登志[オカクラタカシ]
大東文化大学教授。1945年生まれ。明治大学、大学院で西洋史、西洋政治史を専攻し、主に帝国主義時代のヨーロッパ・アフリカ関係を研究。1980年代後半より、日本・アフリカ関係についても目を向け、「世界史の中の日本」をテーマに加えた。2002年より、天心研究会「鵬の会」を結成し、天心研究に力を入れ、『東洋文化』(大東文化大学東洋研究所)、『五浦論叢』(茨城大学五浦美術研究所)、『LOTUS』(日本フェノロサ協会)、『鵬』に論文を発表したり、講演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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