こころとことば

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  • サイズ B6判/ページ数 165p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750323978
  • NDC分類 800
  • Cコード C0010

出版社内容情報

こころで思ったことを人に伝えるために使うことば。人間の心の働きとことばはどのような関係にあるのか。三浦言語論によりその合理的な関係性がここに明らかにされる。三浦つとむ氏亡き後も生き続ける彼のことばと哲学。明石書店新装版。

1 絵から文字ことばへ
2 社会的な約束のいろいろ
3 ことばの意味
4 花ことば
5 断定のことば
6 単語・畳語・熟語
7 もう一人の自分(その一)
8 もう一人の自分(その二)
9 もう一人の自分(その三)
10 もう一人の自分(その四)
11 もう一人の自分(その五)
12 打消のことば
13 過去の回想と未来の推量
14 もう一人の自分との対話
15 二重うつし
16 「が」と「は」の使いわけ
17 〈助詞〉と〈格助詞〉
18 ことばの省略(その一)
19 ことばの省略(その二)
20 〈固有名詞〉と〈抽象名詞〉
21 「のだ」「ので」「のに」
22 日本の紋章
23 ヨーロッパ的な紋章
24 〈代名詞〉の特徴
25 記号と文字ことばのちがい
26 〈形容詞〉と〈動詞〉の使いわけ
27 〈抽象動詞〉の特別な使いかた
28 〈助動詞〉の性格
29 〈副詞〉の性格
30 〈接頭語〉のいろいろ
31 〈接尾語〉のいろいろ
32 文と文をつなぐことば
33 女性のことばの使いかた
34 カギを使わない会話
35 私とことばの研究(その一)
36 私とことばの研究(その二)
37 私とことばの研究(その三)
復刊によせて(横須賀 壽子)

復刊によせて
 読者の皆さんは友達と話すときに、言葉の使い方でいやな思いをしたことがありませんか。そんなつもりではなかったのに、自分の気持ちの表現がまずかったために失敗した経験がありませんか。
 三浦つとむは、「ことば」は「こころ」を直接に映し出している鏡だと考え、大切な問題として研究してきましたので、この問題を若い人たちにわかりやすく書いたのが、この本です。
 この本の原稿は、一九七六年の半ばに書きあげ、七七年の七月に三浦の本を大事にしてくれた季節社から出版されました。夫、三浦つとむは七七年一月に病に倒れたため、この本は元気だった三浦の最後の本になりました。私の好きな本の一つなのですが、数年前から季節社に残本がなく、残念に思っておりました。
 この度復刊するにあたって、上田博和氏に校正等のご協力をいただきました。ただし、季節社版にある挿絵や図解などは、出版条件として使用できなくなったため、残念ながら割愛せざるを得ませんでした。挿絵などは三浦の説明の理解を深める役割を果たしていたので、挿絵を見たい方は、季節社版を所蔵している図書館などでご覧いただければ幸いです。
 また、この本を読まれて、さらに日本語についての理解を深めたいと思われる方は、三浦が講談社から出版した『日本語はどういう言語か』をお勧めします。そこには当時の人気漫画「クリちゃん」の作者、根本進さんの挿絵が載っております。この本は一九五六年に講談社のミリオンブックスシリーズで出され、七六年に全面改訂版を講談社学術文庫として出版されました。二〇〇六年には四一刷と版を重ねております。

二〇〇六年九月
横須賀 壽子

内容説明

こころで思ったことを人に伝えるために使うことば。人間の心の働きとことばはどのような関係にあるのか。三浦言語論によりその合理的な関係性がここに明らかにされる。

目次

絵から文字ことばへ
社会的な約束のいろいろ
ことばの意味
花ことば
断定のことば
単語・畳語・熟語
もう一人の自分
打消のことば
過去の回想と未来の推量
もう一人の自分との対話〔ほか〕

著者等紹介

三浦つとむ[ミウラツトム]
1911.2.15~1989.10.27。東京に生まれる。少年時代は算数の応用問題や探偵小説に熱中し、名探偵になることを夢みた。実業学校(東京府立工芸)を中途退学。その後は働きながら独学で、映画論・言語論・哲学などの研究を進めた。以後、在野の理論家として、認識論・言語論・芸術論・組織論・人生論など社会科学や哲学の幅ひろい分野において活発な研究著作活動をつづけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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