出版社内容情報
両親の離婚で幼い子どもが味あう怖れと悲しみ、ときに襲う激情を、繊細な文章と温かいイラストで見事に捉えた絵本の傑作。子どもの不安を和らげ、両親が子どもの傷つきやすさと混乱を理解する助けとなる。学齢前の子どもと親が一緒に読む、絵本シリーズ「パパとママが別れたとき・・・・・・」第1弾。
『パパ どこにいるの?』は、離婚家庭の子どもたちに読み聞かせるための、優れた本です。平穏な生活を脅かす大きな障害や恐れのもととなった出来事や変化を、子どもたちが理解し、受容する手助けになるでしょう。児童ガイダンスの実務に携わる心理ワーカーである著者、ベス・ゴフは、両親の離婚によって内向的になり、気難しくなった一人の子どもを助けるために、この物語を書きました。それがうまくいったとき、ゴフ女史は、同じような境遇の子どもたちのために、この物語を活かそうと、出版を思い立ちました。しかし、この感動的な物語、『パパ どこにいるの?』は、子供の心理的危機を救うだけでなく、スーザン・パールの繊細な絵とあいまって、さらに一層、子どもと大人の双方の思いやりと愛情を鼓舞することになりました。
「両親のためのあとがき」で、ジョン・F・マクダーモット博士(ミシガン大学小児精神病院患者サービス部長)は、こう付記しています。
「われわれが、ジェイニーにこれほど強く心ひかれるのは、どうしてでしょうか? おそらく、無力と孤独におののいた、自分たちの遠い子ども時代が反映されているからです。離婚した親にとって大切なのは、自分自身と子どもたちのなかにある、こうしたおののきに気がつくことです。……そこで、子どもたちが感じていることを親が理解し、そのうえに立って物事を決めるようにし、親と子の関係を元通りにすることが、重要な仕事です。この物語は、親と子の橋渡しとなって、ゆがめられた問題を正しい視野に引き戻す手助けをするでしょう。」
内容説明
あるところに、ジェイニーという女の子がいました。ジェイニーは、パパとママと、それにファニーという小犬といっしょに住んでいました。ある日、パパがいなくなり、ママは「この家では、しばらく、あなたと、ファニーと、わたしだけで、暮らすのよ」といいましたが、ジェイニーには、なんのことかわかりませんでした。ある日パパが帰ってきた、「ジェイニー。ママとパパは離婚するんだよ」といいました。それも、ジェイニーにはわかりませんでした。この本は、そのあとジェイニーに起こったことを物語っています。両親が離婚したとき、家族にどんなことが起きるか語っています。離婚では、どきっとすることが起きるのを避けられません。ジェイニーちゃんも、どきっとしたり、わけがわからなくなったりします。しかし、最後は、ずっとよく事情がわかるようになり、そして、元気を取り戻すのです。おもに学齢前幼児のために。
著者等紹介
ゴフ,ベス[ゴフ,ベス][Goff,Beth]
ニューヨーク近郊の児童相談所で、精神医学の面から児童に対応したソーシャル・ワーカー
パール,スーザン[パール,スーザン][Perl,Susan]
ニューヨーク在住のイラストレーター
日野智恵[ヒノチエ]
本名、前澤智恵子。もと家庭裁判所の調査官、調停委員で、家族問題のカウンセリングに携わる。2004年没
日野健[ヒノケン]
本名、前澤猛。社会福祉、司法福祉などに関心を持つジャーナリストで、コミュニケーション研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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雨巫女。
ひょん
月見里
ゆうこ
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