出版社内容情報
江華島条約以降、兵庫の人びとや地域は朝鮮とどのようにかかわったか。神戸を中心にする財界人と朝鮮との結びつき、戦前の災害時の民族をこえたボランティア活動、兵庫地域への強制連行の事跡などを掘り起こしながら、日本の地域と朝鮮とのつながりを考える。
1 朝鮮経済侵略一番乗り（梁相鎮）……政商・大倉喜八郎と朝鮮
2 朝鮮人最初の写真技師（尹達世）……池運永と神戸の写真館
3 『大韓毎日申報』創刊者・ベセルと神戸（尹達世）……朝鮮植民地化に抵抗した言論人
4 「日韓」草の根友好の証（村上義徳）……親和女子高等学校と朝鮮
5 余部の墓地にあった曹鉄根の墓（徐根植）……山陰線敷設工事朝鮮人工夫の足跡
6 もう一つの略奪鉄道と奴隷航路（梁相鎮）……「南朝鮮鉄道」と「関麗連絡船」
7 広野ゴルフ場と朝鮮人（高東元）……神戸財界人と朝鮮人労働者
8 阪神大水害と朝鮮人（高祐二）……民族をこえた六十五年前のボランティア活動
9 播磨造船所に徴用されたハラボジたち（門永秀次）……二〇〇一年、済州島における聞き取り調査から
10 朝鮮北半部からの強制連行（梁相鎮）……知られていない事実
11 客地無主孤魂となった朝鮮人（梁相鎮）……空襲の犠牲になった朝鮮人
12 「朝鮮人労働者の像」を建てる（金慶海）……日本と朝鮮との友好の誓い
13 朝鮮人の名前が刻まれた石碑（徐根植）……一九四五年以前に建立された石碑から
14 近世の日朝国交交渉に学ぶもの（尹達世）……拉致問題
目次
朝鮮経済侵略一番乗り―政商・大倉喜八郎と朝鮮
朝鮮人最初の写真技師―池運永と神戸の写真館
『大韓毎日申報』創刊者・ベセルと神戸―朝鮮植民地化に抵抗した言論人
「日韓」草の根友好の証―親和女子高等学校と朝鮮
余部の墓地にあった曹鉄根の墓―山陰線敷設工事朝鮮人工夫の足跡
もう一つの略奪鉄道と奴隷航路―「南朝鮮鉄道」と「関麗連絡船」
広野ゴルフ場と朝鮮人―神戸財界人と朝鮮人労働者
阪神大水害と朝鮮人―民族をこえた六十五年前のボランティア活動
播磨造船所に徴用されたハラボジたち―二〇〇一年、済州島における聞き取り調査から
朝鮮北半部からの強制連行―知られていない事実〔ほか〕
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- 和書
- 能 - 森田拾史郎写真集
