出版社内容情報
四季折々の風景・生物・人々の暮らしを刻む歌に寄せた絵と書。ほのぼのとした作者と自然、世界との交流を丸木俊最後の連作画が慈しみ深く写し取る。
著者等紹介
丸木俊[マルキトシ]
1912年北海道に生まれる。1932年女子美術専門学校卒業。1945年8月原爆投下直後、丸木位里の故郷広島に入る。1950年より丸木位里との共同制作「原爆の図」を発表。本来の油彩画を制作する一方で、「水俣の図」「南京大虐殺の図」「沖縄戦の図」「アウシュビッツ」など丸木位里との共同制作の数々を通して、いのちと平和の大切さを訴えつづけた。1952年の国際平和文化賞をはじめ、数々の賞を受賞。1995年夫・丸木位里とともにノーベル平和賞候補となる。2000年死去
吉田鷹村[ヨシダヨウソン]
お茶の水女子大学講師。全国大学書道学会会長。東京学芸大学名誉教授
小山光夫[コヤマミツオ]
1947年10月東京都東久留米市に生まれる。1967年東京都立農芸高等学校卒業。1980年アララギ派歌人・大河原惇行氏に師事、作歌の指導を受ける。アララギに入会、創作活動に入る。一級造園技能士取得。1981年アララギ派歌人・土屋文明氏に出会い、1990年まで薫陶を受ける
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