出版社内容情報
グローバリゼーションの進行に伴う世界の標準化とそれに抵抗する動きは、文化人類学的にどう捉えられるのか。ジェンダー・身体と自己・世界システムなどのキーワードをもとに、現代の人類学が直面している最前線の問題を平易に解説する。
序 文
第一部 文化の理論(担当 中島成久)
第一章 人間と文化
第二章 異文化への視線
第二部 家族、ジェンダー、地域社会(担当 山本真鳥)
第三章 家族とジェンダー
第四章 政治とリーダーシップ
第五章 交換と経済
第三部 身体、自己、世界観(担当 川野美砂子)
第六章 世界宗教と民俗社会
第七章 コスモロジーと儀礼
第八章 精神と身体
第四部 グローバリゼーションの中の国家、開発、民族(担当 中島成久)
第九章 世界システムと地域、民族の形成
第一〇章 国家とエスニシティ
第一一章 開発と環境
参考文献
内容説明
本書は、グローバリゼーションというキーワード以外に、ジェンダー、身体と自己、世界システムというキーワードを中心に四部構成になっている。本書の元になったのは、法政大学通信教育課程文化人類学の教科書として編纂された『文化人類学』(2002年刊)である。今回、その改訂版として必要な部分を書き足し、全体を三分の二に圧縮した。
目次
第1部 文化の理論(人間と文化;異文化への視線 ほか)
第2部 家族、ジェンダー、地域社会(家族とジェンダー;政治とリーダーシップ ほか)
第3部 身体、自己、世界観(世界宗教と民俗社会;コスモロジーと儀礼 ほか)
第4部 グローバリゼーションの中の国家、開発、民族(世界システムと地域、民族の形成;国家とエスニシティ ほか)
著者等紹介
中島成久[ナカシマナリヒサ]
1949年生。1978年九州大学博士課程中退。九州大学助手を経て、1982年法政大学第一教養部助教授、1992年同教授。現在、法政大学国際文化学部教授(1999年より)。専攻は文化人類学
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