出版社内容情報
戦後史の原点、占領期の諸改革が内包した理念と実施、その後の展開を再検討することで、現在の日本が直面する諸問題の解決の糸口を探る。50年を経て、初めて歴史研究の真の対象となった〈占領期〉を考察した労作。
はしがき
第一部 総説――日本占領とGHQ
第一章 日本占領の実態――進駐軍の隠された部分
第二章 GHQとは何か――その組織と改革者たち
第二部 証言その一――HQの人びと
第三章 憲法制定の真意――民政局次長 C.ケーディス大佐
第四章 公職追放の舞台裏――民政局公職追放課長 J.ネピア中佐
第五章 地方自治政策の失敗――民政局地方行政課長 C.G.ティルトン中佐
第六章 GHQ経済政策の評価――経済科学局長顧問 S.ファイン博士
第七章 教育改革の思い出――民間情報教育局教育課長 M.T.オア少佐
第八章 神道指令と宗教政策――民間情報教育局宗教課長 W.バンス少佐
第三部 証言その二――英連邦日本占領関係者
第九章 英連邦と日本占領――対日理事会英連邦代表 M.ボール博士
第十章 ある日本占領英軍語学将校の思い出――I.ニッシュ教授
付録 日本占領管理機構
参考文献
目次
第1部 総説―日本占領とGHQ(日本占領の実態―進駐軍の隠された部分;GHQとは何か―その組織と改革者たち)
第2部 証言その一―GHQの人びと(憲法制定の真意―民政局次長C.ケーディス大佐;公職追放の舞台裏―民政局公職追放課長J.ネピア中佐;地方自治政策の失敗―民政局地方行政課長C.G.ティルトン中佐 ほか)
第3部 証言その二―英連邦日本占領関係者(英連邦と日本占領―対日理事会英連邦代表M.ボール博士;ある日本占領英軍語学将校の思い出―I.ニッシュ教授)
著者等紹介
竹前栄治[タケマエエイジ]
1930年、長野県須坂市に生れる。東京教育大学卒、東京都立大学大学院博士課程修了、法学博士。米カリフォルニア大学・ハワイ大学大学院に留学、米スタンフォード大学フルブライト客員教授、英シェフィールド大学・ロンドン大学客員教授。1980年頃から失明し、障害者の権利問題にも取り組む。現職、東京経済大学現代法学部特任教授
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