世界人権問題叢書
アメリカ先住民 アリゾナ・フェニックス・インディアン学校

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750315867
  • NDC分類 372.53
  • Cコード C0336

出版社内容情報

先住民の子どもを白人社会へ同化させるシンボルともいうべきフェニックス・インディアン学校。1891年の創立、同化政策を多文化主義に変更した1935年、そして1982年レーガン政権による廃校。その歴史を辿り同化教育、先住民文化破壊の実態を検証。

まえがき
序 章 武器は教科書に道を譲る
第二章 砂漠の中のオアシス
第三章 注目の時代
第四章 多民族学校
第五章 変革の時代における安定
第六章 生徒の生活
第七章 強迫下の教育
第八章 一つの時代の終わり
第九章 結論と終章

解説
訳者あとがき
原註
参考文献
索引

目次

序章 武器は教科書に道を譲る
第2章 砂漠の中のオアシス
第3章 注目の時代
第4章 多民族学校
第5章 変革の時代における安定
第6章 生徒の生活
第7章 強迫下の教育
第8章 一つの時代の終わり
第9章 結論と終章

著者等紹介

トレナート,Jr.,ロバート・A.[トレナート,JR.,ロバートA.][Trennert,Robert A.,Jr.]
1937年アメリカのロサンゼルスで生まれる。1969年カリフォニア州立大学サンタバーバラ校で歴史学でPh.D.を取る。専攻はインディアン政策とフロンテイア史である。テンプル大学を経て、現在アリゾナ州立大学歴史学科教授

斎藤省三[サイトウショウゾウ]
東海大学講師。上智大学卒業後、中・高等学校の英語教師を経て、カリフォルニア州フンボルト大学に留学・中退。アメリカ・インディアンと交流し、今はショショニ・インディアンの家族と認められる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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samandabadra

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アメリカ先住民の教育を歴史的に辿った本。教育は居留地内に学校が建てられ行われていたが、「文明社会」に同化すべきと考える「親切な」人々によって居留地外にも立てられた。その有力な一校がアリゾナ・フェニックスの学校であった。この学校の存在によって、外的にいえば、学校の校長や、中央のインディアン局によってどのような政策が施行されていたかがわかり、内的には、どのように学生たちが暮らしているかがわかる。ただし、残された学生たちの声は、学校に都合のよいものだけであるようなのであるが・・人の善意って難しいものだね。2011/03/28

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