出版社内容情報
幼児期からの人権教育学習の必要性と可能性を主張する著者が,幼稚園児や小学校低学年児に人権の素晴らしさを感得させ,それに伴う責任も感じ取り,考え,学ばせるにはどうすればよいか,という問に具体的に答えた,幼児のための人権教育の理論と実践の書。
第1章 人権って何ですか
第2章 思いやりのある教室
第3章 自己尊重の感情と他者尊重の精神の育成
第4章 「友情」―幼稚園児と小学校1年生のための単元
第5章 小学校低学年のための文学プログラム
第6章 「わたしのすべて」と円陣活動
第7章 小学校低学年のための「個人的成長促進」プログラム
第8章 評価
内容説明
本双書は、人権教育にたずさわる教師たちがその教育活動において必要とする情報を提供するための手引き書として企画されました。本巻は、幼稚園教師や小学校低学年(1‐4学年)を担当する教師に、子どもたちに自己尊重の感情と社会的共感能力を育むために活用できる幅広い教授・学習活動を提供します。
目次
第1章 人権って何ですか
第2章 思いやりのある教室
第3章 自己尊重の感情と他者尊重の精神の育成
第4章 「友情」―幼稚園児と小学校1年生のための単元
第5章 小学校低学年のための文学プログラム
第6章 「わたしのすべて」と円陣活動
第7章 小学校低学年のための「個人的成長促進」プログラム
第8章 評価
著者等紹介
ペットマン,ラルフ[ペットマン,ラルフ][Pettman,Ralph]
1947年、南オーストラリア州に生まれる。アデレイド大学卒業後、1971年、ロンドン大学で博士号(国際政治学)取得。1981年~1986年までオーストラリア人権委員会教育部長を務め、1985年に人権教育全国学校プログラム実施。シドニー大学平和・紛争問題研究センター所長を経て、現在はニュージーランドのビクトリア大学教授。国際政治学、国際関係論専攻
福田弘[フクダヒロシ]
1944年、埼玉県に生まれる。1974年、東京教育大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。同年、国立教育研究所研究員(道徳教育研究室)。1977~1978年、チューリッヒ大学に留学。奈良教育大学助教授、筑波大学教育学系助教授を経て、1993年より筑波大学教育学系教授(教育学博士)。専攻は道徳教育論、人権・平和教育論、近代教育思想史
内田多美[ウチダタミ]
昭和55年神戸市に生まれる。6歳から13歳までアメリカ・カリフォルニア州に住み、現地の小学校、中学校に通う。現在筑波大学国際総合学類3年次、国際関係学主専攻
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