子どもの人権双書
子どもたちと性

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750315140
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0337

出版社内容情報

子どもの性的権利について、その重要性と、性的権利侵害の実態を総括的、具体的な事例を通して明らかにする。子どもたちの性的権利侵害や、性意識・性行動のゆがみをもたらす原因を社会のなかに探り、いま大人がなすべきことは何か、必要な取り組みを考える。

1 子どもとセクシュアル・ライツ[エクパットジャパン関西,浅井春夫]
 子どもの性的な権利侵害とは/子どものセクシュアル・ライツ
2 権利侵害の実態[森実,高橋喜久江,北山秋雄,谷森正之,伊藤悟]
 子どもの商業的性的搾取とのたたかい/日本における性的搾取反対の歴史/家庭内性的虐待/男子の性意識・性行動のゆがみとその実態/同性愛の子どもたち
3 権利擁護・回復への取り組み[亀岡智美,安藤由紀,坪井節子,平湯正人]
 トラウマからの回復/予防教育と啓発の現場から/被害者の子どもに寄り添う/日本における法的課題

内容説明

本双書は、今世紀が目標とした「子ども」の現状を、子どもたちが生きている場や風景を切り口にして明らかにするとともに、日本社会で生きているマイノリティの子どもたちや在日の外国人の子どもたちの様相など、これまで見落されることが多かった分野をも意識的に拾いあげて広く検討したものである。

目次

1 子どもとセクシャル・ライツ(子どもの性的な権利侵害とは;子どものセクシャル・ライツ―人権としての性の位置づけ)
2 権利侵害の実態(子どもの商業的性的搾取とのたたかい;日本における性的搾取反対の歴史;家庭内性的虐待;男子の性意識・性行動のゆがみとその実態;同性愛の子どもたち)
3 権利擁護・回復への取り組み(トラウマからの回復―性的虐待と心理的援助;予防教育と啓発の現場から;被害者の子どもに寄り添う―弁護士としての支援;日本における法的課題)

著者等紹介

坪井節子[ツボイセツコ]
弁護士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。