出版社内容情報
戦争や無謀な開発により、人権を無視され、生活の糧さえ奪われる、膨大な数の人びと。現代世界のそこかしこで今もなお、理由もなく差別されハンディを課せられて、「棄民」化を余儀なくされる現実を、歴史・民俗・地理など広範な問題領域から検証する労作。
序 章 あなたもいつ棄てられるかわからない
第1章 棄民としての幼児・子ども
第2章 棄民としての農山漁民・経済的棄民
第3章 棄民としての女性
第4章 棄民としての高齢者
第5章 棄民としてのハンディキャップ
第6章 棄民としての移民・出稼者
第7章 棄民としての戦士・戦争による棄民
第8章 棄民としての被差別者
第9章 棄民としての罪人
第10章 棄民としての先住民・少数民族
第11章 各種中毒誘発物質による棄民
第12章 棄民としての異端者
第13章 棄民としての流浪の民
第14章 棄民としての実験材料
第15章 棄民の思想
目次
あなたもいつ棄てられるかわからない
棄民としての幼児・子ども
棄民としての農山漁民・経済的棄民
棄民としての女性
棄民としての高齢者
棄民としてのハンディキャップ
棄民としての移民・出稼者
棄民としての戦士・戦争による棄民
棄民としての被差別者
棄民としての罪人
棄民としての先住民・少数民族
各種中毒誘発物質による棄民
棄民としての異端者
棄民としての流浪の民
棄民としての実験材料
棄民の思想
著者等紹介
中村茂樹［ナカムラシゲキ］
１９４３年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究所建設工学専攻修士課程修了。東海大学講師。株式会社漁村計画研究所取締役を経て現在、株式会社コミュニティ計画研究所所長
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