出版社内容情報
「アメリカユダヤ人の軌跡をたどりながら,歴史的な人種偏見と差別のもたらした災禍をまざまざと描き,アメリカという新天地に活躍するユダヤ人を祝賀した名著,待望の復刊。宗教的にも人種・民族的にも複数主義を実現するアメリカを予言した本書は今なお新しい。
一 アメリカ人として―成功と同化への旅
1 ユダヤ人という宿命
2 シャピロという男
3 成功への野心と原動力
二 ユダヤ人として―高まる民族の誇りと自覚
4 ユダヤ意識の目覚め
5 アメリカ・ユダヤ主義の甦り
6 ユダヤ教を選ぶ人びと
三 将来への展望―豊かさと不安と
7 ユダヤ排斥の不安
著者等紹介
シルバーマン,チャールズ・E.[シルバーマン,チャールズE.][Silberman,Charles E.]
スカラー・ジャーナリスト。1925年アイオワ州に生まれる。コロンビア大学院卒業、同大およびニューヨーク大で教える。フォーチュン誌の編集、論説委員をつとめた。ユダヤ生活研究会会長、アメリカユダヤ会議、再建派ラビ養成大学理事会のメンバーなどをつとめ、犯罪暴力問題、アメリカの医療に関する論文や講演活動の後、現在はフロリダに引退
武田尚子[タケダナオコ]
翻訳家。1933年岡山県生まれ。津田塾大学英文科卒。アメリカ在住
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