出版社内容情報
兵庫県内における古代から現代に至るまでの朝・日関係史、在日朝鮮人ゆかりのスポット(遺跡・遺物など)を、写真とイラストマップを添えて解説・案内する現地学習用ガイドブック。
第1部 阪神
芦屋の渡来系集団の遺跡/宝塚と尼崎を結ぶ渡来系技術者集団 韓鍛冶/朝鮮(百済系)渡来僧 行基の足跡/ほか
第2部 神戸・淡路
神戸のオンドル 御影郡家遺跡/敏馬神社と新羅使/淡路洲本城と倭城/淡路西淡町江善寺の高麗陣討死衆供養碑/ほか
第3部 東播磨
加古川流域の重層する古代朝鮮との交流/三木、大王擁立に加わった韓鍛冶集団/ほか
第4部 西播磨
姫路の朝鮮式(加耶系)古墳/姫路の随願寺・白国神社、太子町の斑鳩寺/福崎金剛城寺開祖の高麗僧、恵灌/ほか
第5部 但馬・丹波
出石神社とアメノヒボコ/出石の中嶋神社・気比神社、城崎の韓国神社/村岡の朝鮮式古墳/ほか
第6部 全域
兵庫のなかの神功皇后「三韓征伐」伝承/楽浪河内と『播磨国風土記』/ほか
内容説明
「人権と共生の世紀」の21世紀に、忘れ去られようとしている朝鮮との正しい関係の記録を残す意図で製作。近代の朝鮮人関係資料を調査研究している「兵庫朝鮮関係研究会(兵朝研)」、三十数年日朝・日韓関係を学習研究・調査している「むくげの会」と、学校の教員が中心となって在日韓国朝鮮人をはじめとする外国人の教育課題の解決をめざしている「兵庫県在日外国人教育研究協議会(兵庫県外教)」の三団体で企画・編集された。
目次
第1部 阪神
第2部 神戸・淡路
第3部 東播磨
第4部 西播磨
第5部 但馬・丹波
第6部 全域