ハンドブック少年法

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  • サイズ A5判/ページ数 672p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750313139
  • NDC分類 327.8
  • Cコード C0032

出版社内容情報

相つぐ17歳少年による殺人事件,佐賀バスジャック事件を契機に再び改正案が国会提出された少年法。改正論議への理解を深めるために,子どもの人権,被害者の権利,責任能力など多角的に問題点を整理。

1章 少年法
2章 少年非行の動向
3章 非行の原因
4章 非行の防止と地域社会
5章 少年司法制度(1)その目的と対象
6章 少年司法制度(2)非行のある少年の発見から家裁送致まで
7章 少年司法制度(3)調査・審判
8章 処遇の展開(1)保護観察
9章 処遇の展開(2)児童自立支援施設
10章 処遇の展開(3) 少年院
11章 少年への刑罰
12章 「被害者」と少年法
13章 被害者としての子ども―「福祉犯」という大人の犯罪等
14章 少年の冤罪事件
15章 少年法改正問題―「わたしたち」は何を大切にすべきか
16章 少年法をめぐる国際準則
17章 法令
18章 旧法例
19章 くらしの中の青少年健全育成条例
20章 少年法の担い手

内容説明

本書では、少年法の内容を紹介するだけではなく、それが現代社会の中でどのように立ち現れているかの実像を伝えている。理念と現実との乖離等、多くの問題の中から解決に必要な点を探すためにも重要だからである。編著者たちは、少年法の成り立ちと、そして非行の解決に必要な基本的課題を考えるためにも、少年法の課題を議論していくためにも知って欲しい情報を提供することをめざして本書を著したものである。

目次

少年法
少年非行の動向
非行の原因
非行の防止と地域社会―子どもの権利条約を地域コミュニティで活かす
少年司法制度(その目的と対象;非行のある少年の発見から家裁送致まで;調査・審判)
処遇の展開(保護観察;児童自立支援施設;少年院)〔ほか〕

著者等紹介

服部朗[ハットリアキラ]
1953年生まれ。愛知学院大学法学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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