出版社内容情報
様々な分野で急速に発展を続ける市民監視型オンブズマン活動。とりわけ市民監視が必要とされる医療面での取り組みをその理念と今日までの実践から考える。苦情から学ぶ医療のあり方をどうつくるか。
はじめに[内田博文]
刊行に寄せて[馬場和朗]
対等な医師・患者関係を[酒井博]
第一章 苦情から学ぶ医療と新しい患者像を求めて
1 知らしむべからずの医療[久能恒子]/2 新しい患者像[平尾伊佐雄]/3 患者の権利オンブズマンの機能と役割[池永満] ほか
第二章 オンブズマンは動く(実践編)
1 相談支援事業/2 調査点検事業
第三章 患者とともに歩む
1 医療記録開示制度の実践[鮫島博人]/2 医療事故が発生した場合[辻本育子]/3 協力医療機関・福祉施設の登録システムについて[NPO患者の権利オンブズマン事務局]
第四章 患者の権利オンブズマンのすべて(資料編)[NPO患者の権利オンブズマン事務局]
1 準備会資料/2 結成総会アピール/3 NPO法人設立趣旨書/4 オンブズマンQ&A ほか
第五章 裁判外権利擁護システム(海外資料編)
1 WHO・患者の権利の促進に関する宣言(本文)[患者の権利法をつくる会訳]/2 NHSの新しい苦情処理システム(イギリス)[「How to Make a Complaint」翻訳作業チーム訳] ほか
目次
第1章 苦情から学ぶ医療と新しい患者像を求めて(知らしむべからずの医療;新しい患者像 ほか)
第2章 オンブズマンは動く 実践編(相談支援事業;調査点検事業)
第3章 患者とともに歩む(医療記録開示制度の実践;医療事故が発生した場合 ほか)
第4章 患者の権利オンブズマンのすべて 資料編(準備会資料;結成総会アピール ほか)
第5章 裁判外権利擁護システム 海外資料編(WHO・患者の権利の促進に関する宣言(本文)
NHSの新しい苦情処理システム(イギリス) ほか)