日本民衆倫理思想史研究

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  • サイズ A5判/ページ数 792p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750312842
  • NDC分類 150.21
  • Cコード C0021

出版社内容情報

中世以降,日本の民衆は人間のあるべきあり方,生き方(倫理思想)について,どのように考え,生きてきたのか。「自ら良しとしない事柄にはあくまで服従しない信念」の史的命脈を掘りおこした労作。

第一編 近世民衆倫理思想史
 第一部 近世農民の倫理的不服従
 第二部 近世町人の倫理的不服従
 第三部 近世漁民の倫理的不服従
第二編 中世・近代民衆倫理思想史
第三編 現代・近未来民衆倫理思想史
 付論一 日本民衆倫理思想史研究に関する海外の動向
 付論二 〈書評〉安丸良夫著『日本の近代化と民衆運動』
 付論三 世直しの倫理の継承

内容説明

本書は我々日本人の先祖といえる中世以降の、いわゆる民衆が人間のあるべきあり方・生き方(倫理)について、どのように考えてきたのか(倫理思想)について初めて概観するものである。

目次

第1編 近世民衆倫理思想史(近世農民の倫理的不服従;近世町人の倫理的不服従;近世漁民の倫理的不服従)
第2編 中世・近代民衆倫理思想史(中世日本民衆の倫理的不服従―『大乗院寺社雑事記』を中心に;秩父事件;田中正造 ほか)
第3編 現代・近未来民衆倫理思想史(戦後民衆教育倫理思想史;「不服従の倫理」の発現;戦後日本の高度経済成長と労働倫理 ほか)

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