出版社内容情報
社会学・心理学・哲学・歴史学・経済学・法学……様々な領域をタテ糸に,レズビアン,有色女性,ポストコロニアル等の事項をヨコ糸に300項を取り上げ,織りなしたフェミニズム思想の鮮やかなタペストリー。
内容説明
フェミニズム理論の辞典。1968年以降の第二波の時期にフェミニスト理論を構築した諸概念を明らかにし、旅する理論の起源と流用を示すことを目的としている。見だし語は英語でアルファベット順に配列。巻頭に見出し語和英索引を掲げている。見出し語は約300件を収録。各項目の記述が長い。巻末に重要語項目別索引と人名索引を付す。
著者等紹介
樫村愛子[カシムラアイコ]
愛知大学文学部社会学科専任講師。社会学。主著に『ラカン派社会学入門』(世織書房)、共著に『講座現代社会学第3巻』(岩波書店)、『家・社会・女性』(吉川弘文館)、共訳に『フロイト・ラカン辞典』(弘文堂)など
金子珠理[カネコジュリ]
天理大学附属おやさと研究所員(天理ジェンダー・女性学研究室)。専門はジェンダー・女性学、倫理学、美学。共著に奥田暁子編『女性と宗教の近代史』(三一書房)、共訳にJ・スワン『自然のおしえ 自然の癒し」(日本教文社)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。