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出版社内容情報
家族の物理的心理的乖離が背景となって生まれる“非行”。現場の児童福祉司が子どもたちの切実な叫びをていねいに検証し,家族や人間のあり方を問いかける。子どもをサポートする大人たちに贈る一冊。
1 浅江欣司の一五歳
2 鑑別所の涙
3 二号措置の扉
4 わかれ道
内容説明
本書の主人公たちは年端も行かぬ中学生で、自らは決して多くを語らない。そして、社会の中で繰り広げられる非行を見つめていくと、その中に“家族”や“人間”そのものの奥深い真実が仄見えてくる。シリーズ第二巻の本書では、非行の問題にとどまらず、人間や家族について、彼ら人間を相手にするソーシャルワークについて考えている。
目次
1 浅江欣司の15歳(新任福祉司、着任する;施設に入った欣司 ほか)
2 鑑別所の涙(もうひとりの少年;困難な出発 ほか)
3 二号措置の扉(通告;二号措置 ほか)
4 わかれ道(指導の限界;家族の事情 ほか)