姜〓(カンハン)―儒教を伝えた虜囚の足跡

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姜〓(カンハン)―儒教を伝えた虜囚の足跡

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750312293
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0021

出版社内容情報

秀吉の朝鮮侵略下、虜囚として日本に流され、伊予・大津に幽閉された、朝鮮の儒学者・姜ハン(さんずい+亢)。藤原惺窩、赤松広通との交流を通し、日本に儒教を伝え、後世に大きな影響を残したその生涯を克明に追う。

第一部 姜ハンの生涯
 秀吉の朝鮮侵略―何事ぞ青丘に捲土して来るは
 日本へ―今年流落すれど丹心あり
 望郷―飛有らば寓公を返せ
 京都伏見へ―等死須く海上に羊を看るべし
 帰国―却ってこれ忠義孤舟に満つ
第二部 姜ハンの足跡を追う
 日本編
 韓国編

内容説明

姜〓(カンハン)著『看羊録』は、その中に日本を誹謗する言葉があるとして焚書の災難に遭い、姜〓の名は、我が国の歴史・教育上に抹殺されていた。『看羊録』の完全日本語訳が出たのは1984年であり、姜はん研究はまだ緒についたばかりである。1991年、著者は辛基秀と共著で『儒者姜〓と日本』を明石書店から出版した。その後も研究を続けるうち、著者の執筆にいくつかの誤りを発見し、また書き足りないものが多くあることを知り、ここに著者の文の全部を書き改め、更に第二部を追加して刊行することになった。

目次

第1部 姜〓の生涯(秀吉の朝鮮侵略―何事ぞ青丘に捲土して来るは;日本へ―今年流落すれど丹心あり;望郷―〓し飛〓有らば寓公を返せ;京都伏見へ―等死須く海上に羊を看るべし;帰国―却ってこれ忠義孤舟に満つ)
第二部 姜〓の足跡を追う(日本編;韓国編)

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