出版社内容情報
学習障害を抱え特別学校に学ぶ児童と,普通学校の児童との交流。子どもたちの目に学習障害はどう映るか,交流教育の成立に必要なものとは。周到な準備と緻密な総括に支えられたイギリスの実践報告。
第1章 予備情報
第2章 分離特別教育を受けている子どもの考え
第3章 インクルージョンのエートスへ向けて
第4章 共に学ぶ-交流7プロジェクト
第5章 共に学ぶ-交流11プロジェクト
第6章 一年の終わりに-交流プロジェクト体験の衝撃
第7章 結論とその意味するもの
内容説明
著者は、障害を持たない生徒たちと重度学習困難の生徒たちが共に一年間活動した時の出来事を取り上げ、検討した。本書は両グループの観点から、協同活動に向けての準備、彼らの態度や理解、彼らのコミュニケーションの特徴を明らかにし、障害を持たない子どもたちが学習困難の性質について理解した内容、障害を持たない子どもたちが学習困難の生徒を指導した方法、逆に学習困難の生徒が障害を持たない生徒たちに対して自己主張した方法についての分析が含まれている。
目次
第1章 予備情報
第2章 分離特別教育を受けている子どもの考え
第3章 インクルージョンのエートスへ向けて
第4章 共に学ぶ―交流7プロジェクト
第5章 共に学ぶ―交流11プロジェクト
第6章 一年の終わりに―交流プロジェクト体験の衝撃
第7章 結論とその意味するもの