出版社内容情報
国際協力による開発プロジェクトを効果的に展開するために不可欠な，スタッフと地域の人々とのコミュニケーション。従来のトップダウン方式ではない，民衆レベル＝水平方向の交流戦略を立てる書。
序 章 開発コミュニケーションとは
第一章 開発コミュニケーションの変遷
主流の開発パラダイム／オルタナティブな開発パラダイム／オルタナティブな開発コミュニケーションの実践
第二章 普及プロセスとマーケティング戦略
普及研究／開発のためのマーケティング戦略／普及研究，ソーシャル・マーケティングの課題
第三章 開発計画モデル
モデル構築の方法／開発計画の方法論
第四章 開発プロジェクトにおけるメディア活用
ビッグメディア／スモールメディア／ODAによるメディア活用
第五章 フィールドワーカーの視点
フィールドワークの方法論／「学び」のプロセス
第六章 識字教育
識字教育のとらえ方／パウロ・フレイレの教育学／事例研究―タンザニアの識字教育
終 章 これからの開発コミュニケーション―地球市民によるグローバルネットワークづくり
内容説明
「開発コミュニケーション」とは、開発プロジェクトにコミュニケーションの視点を取り入れ、プロジェクトを円滑に運営していこうとする活動や研究である。本書では、「開発コミュニケーション」のこれまでの考え方を振り返り、理論や実践を踏まえて、ミクロレベルからマクロレベルの活動まで、さまざまな事例を紹介し考察する。
目次
序章 開発コミュニケーションとは
第１章 開発コミュニケーションの変遷
第２章 普及プロセスとマーケティング戦略
第３章 開発計画モデル
第４章 開発プロジェクトにおけるメディア活用
第５章 フィールドワーカーの視点
第６章 識字教育
終章 これからの開発コミュニケーション―地球市民によるグローバルネットワークづくり
