報道される側の人権―メディアと犯罪の被害者・被疑者 （新版）

飯室 勝彦/田島 泰彦/渡辺 真次【編】

明石書店（1999/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 288p／高さ 19cm
• 商品コード 9784750311708
• NDC分類 070.15
• Cコード C0036

出版社内容情報

暴露されるプライバシー，隠される事件の本質。少年Ａの事件を中心に犯罪報道のあり方を論じて好評を得た旧版に，少年Ａ検事調書掲載，和歌山毒物カレー事件など最新資料を追補・解説した決定版。

〔巻頭言〕事件報道と表現の自由［清水英夫］
〔刊行に寄せて〕実名か，仮名か［佐木隆三］
第１部　〔報告〕事件と報道の現場から
　１　児童連続殺傷事件―新聞の場合　報道不信の町で［宮沢之祐］／２　児童連続殺傷事件―テレビの場合　少年法とテレビ報道［中西正之］／３児童連続殺傷事件―雑誌の場合　事件報道と雑誌ジャーナリズム［三木賢治］／４　東電女性社員殺害事件―新聞の場合　メディア荒廃の系譜［小川一］ほか
第２部　〔探究〕報道の自由と責任
　１　ジャーナリズムの立場　「印籠」としての人権ではなく［飯室勝彦］／２　憲法の視点　犯罪報道における“自由と人権”［田島泰彦］／３　被害者の人権　犯罪被害者報道改革試論［梓澤和幸］／４　少年の人権　少年事件手続と報道における少年の人権［飯田正剛］ほか

目次

第１部　報告―事件と報道の現場から（児童連続殺傷事件―新聞の場合；児童連続殺傷事件―テレビの場合；児童連続殺傷事件―雑誌の場合；東電女性社会殺害事件―新聞の場合　ほか）
第２部　探究―報道の自由と責任（ジャーナリズムの立場；憲法の視点；被害者の人権；少年の人権　ほか）