出版社内容情報
「慰安婦」問題をなぜ日本は避け続け,責任の所在を明かそうとしないのか。戦争責任を明確にせず,補償からも逃げ続けて来た日本の社会意識,それを見すえる国際社会の視点をわかりやすく解説する。
序 章 いま何が問題になっているのか
第一章 慰安婦問題―解決への道筋
第二章 クマラスワミ報告書の意義
第三章 チャベス報告書を検証する―性奴隷とは何か
第四章 日本型修正主義とアジアの声
第五章 朝鮮人強制連行と日本人の意識
終 章 国家責任と個人―〈上野千鶴子〉を解体する
内容説明
本書は、かつて日本(軍)がアジア太平洋の各地で犯した「戦争犯罪」のうち、とりわけ日本軍「慰安婦」問題を中心に、その国家責任を明らかにし、被害者への謝罪と賠償を求める戦後補償運動の実践と理論を報告したものである。
目次
序章 いま何が問題になっているのか
第1章 慰安婦問題―解決への道筋
第2章 クマラスワミ報告書の意義
第3章 チャベス報告書を検証する―性奴隷とは何か
第4章 日本型修正主義とアジアの声
第5章 朝鮮人強制連行と日本人の意識
終章 国家責任と個人―「上野千鶴子」を解体する