出版社内容情報
欧米，アジア，アフリカなどの地域人権保障体制及び，国連をはじめとした世界規模での人権保障体制の動向と問題点を分析。今日，人権について提起されている問題の所在を明らかにし21世紀を展望する。
刊行のことば［田畑茂二郎］
第１章 人権問題の国際化とその提起するもの［田畑茂二郎］
第２章 国際連合による人権保障体制［竹本正幸］
第３章 ヨーロッパ人権条約体制の確立―人権裁判所の管轄権受諾宣言の取り扱いを中心に［小畑郁］
第４章 米州人権保障体制の発展と課題［阿部浩己］
第５章 アフリカ人権憲章の問題点と展望―ナイジェリア軍事政権の人権侵害［松本祥志］
第６章 アジア・太平洋における地域的人権保障体制の展望［山崎公士］
第７章 人種差別撤廃条約とその問題点［村上正直］
第８章 女子差別撤廃条約とその問題点［小寺初世子］
第９章 児童（子ども）の権利条約とその問題点［長尾良子］
第１０章 世界の先住民族の権利［相内俊一］
第１１章 難民と人権［本間浩］
第１２章 犯罪人引渡しと人権―自由権規約を中心に［薬師寺公夫］
内容説明
本書は、とくに国際的な面に焦点を与え、今日人権について、どのような問題が国際的に提起され、論議されているか、また、それについてどのような課題があるかを検討しようとするものである。
目次
第１章 人権問題の国際化とその提起するもの
第２章 国際連合による人権保障体制
第３章 ヨーロッパ人権条約体制の確立
第４章 米州人権保障体制の発展と課題
第５章 アフリカ人権憲章の問題点と展望
第６章 アジア・太平洋における地域的人権保障体制の展望
第７章 人種差別撤廃条約とその問題点
第８章 女子差別撤廃条約とその問題点
第９章 児童（子ども）の権利条約とその問題点
第１０章 世界の先住民族の権利
第１１章 難民と人権
第１２章 犯罪人引渡しと人権―自由権規約を中心に
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