出版社内容情報
1969年からインドネシア軍占領が続くニューギニア島西部の西パプア。虐殺,威嚇,尾行などスハルト政権による恐怖政治の実態を二人の亡命インドネシア人がここに暴く。訳者による丁寧な解説は,軍事政権を巨額の援助と投資で支える日本の責任を問い掛ける。
第一章 外国の介入とパプア人の抵抗
第二章 ニューヨーク協定とその余波
第三章 略奪される資源
第四章 西パプアの“不法居住者”
第五章 抵 抗
第六章 人権侵害
第七章 難 民
第八章 インドネシアを支える国々
内容説明
1969年からインドネシア軍占領が続くニューギニア島西部の西パプア。虐殺、威嚇、尾行などスハルト政権による恐怖政治の実態を二人の亡命インドネシア人がここに暴く。訳者による丁寧な解説は、軍事政権を巨額の援助と投資で支える日本国と日本市民の責任を問い掛ける。もう一つの東ティモールを知るための必読書。
目次
第1章 外国の介入とパプア人の抵抗
第2章 ニューヨーク協定とその余波
第3章 略奪される資源
第4章 西パプアの“不法居住者”
第5章 抵抗
第6章 人権侵害
第7章 難民
第8章 インドネシアを支える国々
補遺1 一九七七年、ジャヤ・ウィジャヤ県における軍事報告
補遺2 アルノルト・アップ及びエドゥアルト・モフの殺害
補遺3 第3章及び第4章に関する追加情報