出版社内容情報
1部 日本でのバングラデシュ人出稼ぎ労働者
2部 バングラデシュの海外出稼ぎ事情
内容説明
ボーダーレス時代の現在、労働力もまた国境を超えて移動する。広がる南北の経済格差、人種的、文化的偏見と差別の壁。労働力移動はこのミゾをますます深めるのか、それとも、新しい文化や社会を創りだす新潮流となるのか―。21世紀に向けて、地球的規模の課題にどう取り組むかを考える。
目次
第1部 日本でのバングラデシュ人出稼ぎ労働者(モハムマドが日本に残した軌跡;国際都市TOKYO―バングラデシュ人とともに;日本に住んで考えたこと)
第2部 バングラデシュの海外出稼ぎ事情(バングラデシュの海外出稼ぎ政策;バングラデシュの労働事情と海外出稼ぎによる雇用への影響;出稼ぎ労働者の出身地域と出身階層;海外出稼ぎ労働者の送金とバングラデシュ経済;イギリスのバングラデシュ系移民)