出版社内容情報
本書は,新しい「現代」の始まりの情況を基底にすえながら,日本と世界の人権問題を語る意欲作。天理大学・同和教育にかかわる教育を中心に執筆,学習会テキストに最適の書。
はじめに―本書のねらい[山田光二,内山一雄]
序章「差別と人権」のためのプロローグ―差別の「しくみ」と「はたらき」を考える[内山一雄]
第1部 差別と人権の歴史
第1章 日本における被差別者の歴史[山田光二]
第2章 近代教育と人権[伊藤和男]
第3章 戦後同和教育の歴史と課題[赤塚康男]
第2部 差別と人権の現在
第4章 部落問題のいま[吉田智弥]
第5章 在日外国人・先住民のいま[川瀬俊治]
第6章 障害者問題のいま[志村哲郎]
第7章 女性問題のいま[児玉佳與子]
第8章 民族問題のいま[上谷博]
第9章 労働問題のいま[吉田智弥,志村哲郎]
第3部 反差別と人権の課題
第10章 現代の差別意識と人権―「寝た子をおこすな」論を考える[角知行]
第11章 現代科学と人権[池田士郎]
第12章 人間平等の思想―中山みき論[池田士郎]
あとがき[山田光二,内山一雄]
目次
序章 「差別と人権」のためのプロローグ―差別の「しくみ」と「はたらき」を考える
第1部 差別と人権の歴史(日本における被差別者の歴史;近代教育と人権;戦後同和教育の歴史と課題)
第2部 差別と人権の現在(部落問題のいま;在日外国人・先住民族問題のいま;障害者問題のいま;女性問題のいま;民族問題のいま;労働問題のいま)
第3部 反差別と人権の課題(現代の差別意識と人権―「寝た子をおこすな」論を考える;現代科学と人権;人間平等の思想―中山みき論)