目次
1 資本主義の発達と部落問題
2 明治期における部落改善政策の本質
3 明治四拾年「上司往復」に見た部落改善事業・融和政策の全容と差別性
4 融和主義にあわせている誤った「起源説」
5 部落問題における歴史の学び方
6 水平社創立をめぐる歴史的背景
7 米騒動から水平社へ
8 水平社創立宣言に学ぶ
9 水平社によるその後の部落解放運動
10 融和教育と同和教育
11 水平社宣言にこめられている先人の思いは、今日の教育に生かされているか―執拗な融和主義
12 今日的課題・融和主義と対決する道すじ