近代日本のどん底社会

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近代日本のどん底社会

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  • サイズ A5判/ページ数 554p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784750304496
  • NDC分類 368.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報

大正・昭和期の下層社会研究の先駆・草間の大隈重信主宰「文明協会」に拠った仕事を中心に編まれた著作選集。

一 売られゆく女
二 どん底のくらし
三 闇に漂う人びと
四 どん底の子たち
五 犯罪の世相
解説 文明協会における草間八十雄の活動[安岡憲彦]

目次

1 売られゆく女(売られゆく女の稼高とその所得;娼婦の現在及び将来 座談会;時代を通じてみる売笑制度;私娼街に跋扈する女の内面観;売笑婦紹介制度と需給状態;売笑婦発生の真因と世相観;誘惑にかからぬための座談会;どん底の女の一生;娼婦・情夫・変態;娼婦の性生活と寿命;娼婦哀史埋葬娼婦2万人;人間市場の女衒研究 ほか)
2 どん底のくらし(大東京の細民と生計状態;東京における細民の生活;饑餓戦線報告書 ほか)
3 闇に漂う人びと(暗底を漂う浮浪者の売淫と賭博;ルンペン物語;ルンペンの性生活 ほか)
4 どん底の子たち(細民街の児殺しと乞食の子;乞食芳公の結婚まで;惨酷の鞭に泣く虐待児童 ほか)
5 犯罪の世相(生業の確定と結婚;私と殺人魔川俣の関係;大東京明暗相 ほか)
解説 文明協会における草間八十雄の活動

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