内容説明
現在出版されている多くの武道書の中で古流柔術の技法を解説した書はいたって少ない。これからはそれぞれの流れ振興と保存のためにも、少しづつでもそれぞれの流の解説書が著わされて行くべきだと思うが、今の時点ではそれらのルーツを明らかにしつつも共通の原則、理論を解説して世界の格闘技中の日本柔術という大きな視点での特徴を示していくのがベストであると思われるのである。今回は現代に伝わる古流の中で筆者が修行してきた、竹内流、渋川流、天神真楊流、大東流などを題材に、現代武道にも伝わる業の用法、古流独特の業、そして日本柔術の一大特長である活殺自在の技法の秘点などを探りたいと思う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
9
柔術に着いてよくわかる一冊2010/12/12
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