内容説明
ソーシャルワーカーとしての課題解決能力の向上、利用者・当事者から信頼されるパートナーとなるため、地域住民との連携・協働を可能にするために、「知恵袋」になることを念じて構想したものである。行政や医療機関に不満を述べることを目的とするのではなく、地域作業所のもつ機能や役割、そしてその職員の仕事などを再考し、まとめた。
目次
1 精神障害者福祉のあるべき姿―医療機関で就労していた者の立場から
2 精神保健福祉の展開
3 精神障害者と地域作業所を取り巻く人々の暮らし
4 地域作業所でのメンバーの姿
5 地域作業所職員の役割
6 地域作業所職員に必要とされるもの
7 地域作業所と職員への期待
著者等紹介
北川清一[キタガワセイイチ]
明治学院大学社会学部教授
鈴木康三[スズキコウゾウ]
立教大学文学部キリスト教学科卒業。東京都立世田谷リハビリテーションセンター・デイケア課、藤沢病院(精神科単科)デイケアセンター課長、神奈川社会福祉専門学校専任教員、茅ヶ崎市地域作業所の「やすらぎの家」所長、藤沢市地域生活支援センター「おあしす」所長。現職は医療法人好生会社会復帰施設さわや家。精神保健福祉士
端山晴子[ハヤマセイコ]
明治学院大学社会学部社会福祉学科卒業。福島県本宮町立保育園、藤沢ひまわり会第三藤沢ひまわり作業所(精神障害者地域作業所)主任援助職員。現職は横浜市都筑福祉保健センター障害者支援担当。精神保健福祉士・社会福祉士
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