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内容説明
著者らが本書の刊行を思いたったのは、次の諸点を考慮したからであった。（１）現代社会におけるボランティアの位置づけと意義を確認し、活動の原則を示すことによって多様な実践を評価する視角を共有しあうこと。（２）ボランティアとして活動する分野を広くとりあげ、私たちが生きる生活世界のなかでよりよく生きるための課題にボランティアが深くかかわり、その活動によって新しい創造に満ちた社会の構築に寄与しうることを共有しあうこと。（３）編集にあたっては、基礎編と実践編にわけ、ボランティア活動の理論と実践についてわかりやすく解説することに心がけること。また、実践編では活動の概要とともに、そこにかかわる人たちの生き方や思い、活動の評価について留意すること。
目次
基礎編（現代社会とボランティア；ボランティアの意味と原則）
実践編（社会福祉施設とボランティア；地域社会とボランティア；教育とボランティア；医療とボランティア；文化・芸術とボランティア；スポーツとボランティア ほか）
