内容説明
独創的なトルストイ論。森鴎外、芥川龍之介、中里介山をはじめ日本の知識人たちに与えたトルストイの影響を、厳密な考証に基づいて読み解く。
目次
1 概観(明治期のトルストイ受容;大正期のトルストイ受容)
2 個別作家・作品の研究(鴎外の『寒山拾得』とトルストイの『三人の隠者』;御風のなかのトルストイ―『還元録』をめぐる一考察;『或る女』考―有島のトルストイ受容に寄せて;武者小路実篤の伝記小説『トルストイ』をめぐって;芥川におけるトルストイ―その精神的な触れ合い;中里介山の二つのトルストイ論)
3 関連研究(片上伸のロシア体験―第一次留学を中心に;御風とアンドレーエフ;トルストイの『ルツェルン』―西欧との最初の出会い)



