内容説明
ローマのパンテオンを訪れたときの荘重な体験は、いったい何に由来するのか。この謎に満ちた空間体験を実証的に解明する。
目次
第1章 序論―建築空間論の諸問題
第2章 建築空間論の系譜―第1期(1860―1900)
第3章 建築空間論の系譜―第2期(1900―1940)
第4章 建築空間論の系譜―第3期(1940―1980)
第5章 建築空間と機能
第6章 建築空間とフォルム
第7章 建築空間とイコノロギー
第8章 建築空間体験の可能性と限界
第9章 建築空間体験における感覚の役割
第10章 総合感覚体験としての美的空間体験
第11章 結論