現代政党学―政党システム論の分析枠組み

現代政党学―政党システム論の分析枠組み

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  • サイズ B6判/ページ数 595,/高さ 20X15cm
  • 商品コード 9784657910356
  • NDC分類 315
  • Cコード C3331

目次

1部 政党論・なぜ政党なのか(部分としての政党;全体としての政党;予備的枠組み;内部からの政党)
2部 政党制(基準としての「政党の数」;競合的システム;非競合的システム;流動的な政治システムと擬似政党;全体的枠組み;空間的競合)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てれまこし

8
システムを構成する政党の数が政党制の重要な変数。国際政治システムみたいに一極、二極、多極という分類が支配的であったが、サルトーリはこれを七つに分類する。日本は一党優位政党制に分類されていて、なんとスウェーデンとかノルウェーなどと同じカテゴリーに属する。他方で、政党の破片化(派閥の跋扈)がいちじるしいという理由で、イタリアとの比較もなされてる。一党(独裁)制やヘゲモニー政党制と一党優位政党制の間には一線が画されてるから、日本も分極的な傾向をもつ多党制へ動くしかない。それが70年代における著者の予想だった。2023/02/10

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