出版社内容情報
大好評「後漢書」シリーズ第7巻は、臣下の伝記を収めた「列伝」の3巻目。後漢「儒教国家」を支えた文官たちの生涯を辿る。たとえば班固。国史改作の汚名を着せられながらもその冤罪を晴らし、やがて『漢書』編纂をなしたという。さらには鄭玄。儒学の師として馬融のもとに弟子入りするも、馬融に3年間会えないまま勉学に勤しむことを余儀なくされたという。艱難辛苦に屈することなく、巨大な事跡を残した傑物たちの物語。
【収録人物】
郭?、杜詩、孔奮、張堪、廉范、王堂、蘇章、羊続、賈琮、陸康、樊宏、陰識、朱浮、馮魴、虞延、鄭弘、周章、梁統、張純、曹襃、鄭興、范升、陳元、賈逵、張覇、桓栄、丁鴻、張宗、法雄、滕撫、馮?、度尚、楊?、劉平、趙孝、淳于恭、江革、劉般、周磐、趙咨、班彪ほか。