出版社内容情報
国境やジャンルを越えて響き合う文学のインスピレーション。
村上春樹が開いた扉とは何か――2023年10月、各国から小説家や芸術家が集い、現代文学と表現の最前線を熱く語り合った。
国際シンポジウム(国際交流基金主催・早稲田大学国際文学館共催)を再現!
柴崎友香、チョン・イヒョン、ブライアン・ワシントン、アンナ・ツィマ、呉明益――5人の作家の作品を抜粋して特別収録。
内容説明
二〇二三年秋、早大で開催された国際シンポジウム「世界とつながる日本文学―after murakami」。世界各国から、小説家、演劇作家、演出家、グラフィックデザイナー、映画監督とさまざまなジャンルの芸術家九人が集い、村上春樹をはじめとする日本文化から受けてきた影響と表現を語り合った。
目次
第1部 五人の作家の眼(オープニング講演 ジェイ・ルービン;第一セッション―新しい世代の作家にとっての日本文学;パネルディスカッション;チョン・イヒョン『三豊百貨店』(抜粋)
ブライアン・ワシントン『ロックウッド』 ほか)
第2部 舞台・ブックデザイン・映画(第二セッション―表現者にとっての日本文学;パネルディスカッション)