陰謀脳―私たちが真実から目をそむける理由

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陰謀脳―私たちが真実から目をそむける理由

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  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784657240071
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0011

出版社内容情報

「アメリカ人の46%が、ビル・ゲイツがCOVID-19ワクチンに追跡装置を含めたと信じている?」
「フランス人の48%が、グローバルエリートがメディアと共謀して、ヨーロッパの白人をイスラム教徒の移民と置き換えていると信じている?」
「ポーランド人の30%が、ユダヤ人は秘密裏に世界征服を企んでいると信じている?」
――陰謀論は一部の特殊な人々に限られない、すべての人に起こりうる現象である。人はなぜ陰謀論に惹かれるのか、その理由を脳科学の見地から分析する。
 現代はSNSの発達により、かつてなく陰謀論が広まりやすい状況にある。私たちが荒唐無稽な嘘に振り回されないためには、どうすればよいのか。そのヒントがここにある。

「現代を揺るがす「陰謀論」の起源を明かす名著。必読です!」茂木健一郎(脳科学者)

内容説明

人はなぜ荒唐無稽な嘘を真実と信じるのか。豊富な実例を挙げながら、脳科学の見地から解き明かす!

目次

第1章 狩猟採集民の脳(アメリカを脅かす共産主義者の陰謀;悪魔を崇拝する物理学者とその他の奇妙な陰謀論 ほか)
第2章 推測する脳(真実に興味のない脳;不確実性を嫌う脳 ほか)
第3章 意味付けする脳(青春時代の幻聴;ヒトラーの亡霊とフルーツジャム ほか)
第4章 回復する脳(中止された世界の終わり;トランプはケネディの生まれ変わり ほか)
第5章 陰謀脳(二つの大惨事―マリエハムンとスモレンスク;陰謀論は楽しい! ほか)

著者等紹介

ハッキネン,ユッカ[ハッキネン,ユッカ] [H¨akkinen,Jukka]
ヘルシンキ大学心理学部に所属する心理学者。実験心理学の博士号を持ち、アールト大学のコンピュータサイエンス学部で兼任教授を務める。人間の知覚、思考、意思決定、そして人間とテクノロジーの相互作用に焦点を当てた研究に従事。これまでに3冊の一般向け科学書を出版、定期的にメディアに登場し科学の普及に努めている

河合隆史[カワイタカシ]
早稲田大学基幹理工学部表現工学科教授。博士(人間科学)。人間工学を専門とし、人間と先進テクノロジーの相互作用に関する研究に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Go Extreme

2
教育と陰謀論の関係: 教育は陰謀論を完全に排除せず 大学卒業者・約18%がCOVID-19陰謀論信じる 陰謀論の定義と特徴: 秘密裏に計画を進める個人やグループ 隠された現実が存在するという考え 心理的メカニズム: 脳は不確実性回避→陰謀論的解釈好む 社会的な手がかりや過去の経験→陰謀信念形成 不確実性: 不確実性の高い状況 不確実性を避ける欲求 社会的影響: 特定のグループに対する不信感→迫害やジェノサイド 信念の維持と選択的解釈: 理論を支持する情報を選択的に取り入れ 信念揺らぐ→合理化するメカニズム2025/01/24

ますりん

2
心理学者の視点で、陰謀論の要因について、実験結果や実際に起きた事件を紐解きながら分析するという体。非常に客観的でバランスの取れた、ある意味では希望のない結論。人が陰謀論を生む要因として、社会から脅威を検出し回避するための3つの能力、①”迅速な解釈と選択に迫られて進化した”推測する脳②”世界を解釈する必要に迫られて進化した”意味づけする脳③”不運や偶然からの自己保全に迫られて進化した”回復する脳、を挙げている。ここに信仰やイデオロギーで味付けて、SNSの「いいね」で暴走する大衆意識の出来上がりということか。2025/01/11

keitakenny

1
推測する脳は紆余曲折を正す 意味付けする脳は舞台裏にいる者を想像する 回復する脳は運用能力を維持する 陰謀信念は、陰謀に対する脳の感受性と現実との相互作用 自分の境界線を保持して意見の相違や繰り返しになる話題については議論しないように合意する 議論のすれ違い、自分の境界線維持が辛い時は、辛抱強くアプローチし相手に即座の変化を期待せず、自分の意見をはっきりと表現することに価値がある 陰謀信念は大なり小なり誰もが持ち得るもので、陰謀論者を差別することなく人間らしく接すること2025/04/19

黒とかげ

1
非常に興味深い一冊。今までは陰謀論にはまる人をただの馬鹿かと思っていたが、ちゃんと理由があるんだなぁ。それとうつ病で家に閉じこもるなら、陰謀論にはまった方が生きる気力が湧くっていうのも納得させられた。2025/01/27

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