出版社内容情報
世界に知られる華道家・假屋崎省吾氏が書き下ろす初の新書は「心に花をいけませんか」と語りかけます。コロナ禍で灰色に変わってしまったわたしたちの心に彩りを取り戻してくれる存在としての花。その手立てとしてのいけばな。やがて枯れるからこそ美しい花のありようについて「絶対美感」をキーワードに表現していきます。人類誕生のはるか以前から地球上に咲いていた花は、人類が惨禍に直面するたび、優しく見守ってくれたと言います。「嫌いな事」を幼少時から押し付けられなければ「絶対美感」は「絶対音感」同様、後天的に身に付けられるとも。章の扉に置いた花の挿し絵、見開きのページにチューリップの形をレイアウトした本文。内容も外観も新書の常識を覆す、子どもへの読み聞かせもできる新書の誕生です!
内容説明
花をいけるように、言葉をいけてみました(假屋崎省吾)。世界に知られる華道家、初の新書書き下ろし「大隈重信没後100周年」特別企画第1弾。
目次
第1章 色のない時代に
第2章 花の心
第3章 小さいシャベル
第4章 小さな生きもの
第5章 朝顔棚
第6章 絶対美感
第7章 説教知らずのお説教
第8章 忍び寄るもの
第9章 早稲田の杜
著者等紹介
假屋崎省吾[カリヤザキショウゴ]
華道家。Kariyazaki Flower Professional Education School主宰。1958年12月生まれ。東京都出身。早稲田大学卒。大学在学中の83年にいけばなを始める。独自の作風と色彩感覚から、歌手・俳優の美輪明宏氏より「美をつむぎ出す手を持つ人」と評される。日仏交流150周年フランス広報大使、オランダチューリップ大使、かごしま花大使などを務め、第11回グッドエイジャー賞、国際ブランドパーソナリティー賞などを受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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breguet4194q
美登利
jerrrry68