出版社内容情報
全国の寺院・日本庭園の修復・復元に携わり、2017年11月に逝去した望月敬生氏の仕事を紹介。望月氏が携わった全国57の寺院・庭園を迫力あるオールカラー写真でみせるほか、氏作成の建築図面、鬼瓦など細部装飾のスケッチも満載。建築図面の読み方を説明するコーナーも設け、建築の専門知識がない人にも読みやすい。
寺院などの修復・復元に携わる設計者・施工者・研究者、寺院関係者をはじめ、日本の伝統建築を愛するすべての人に捧げる一冊。
「日本建築と庭園の美は人々を魅了し続ける。望月さんはその謎に迫り、よみがえらせた。」中川 武 氏(早稲田大学名誉教授・明治村館長)
目次
第1章 望月敬生の仕事(功徳山早雲禅寺天嶽院(曹洞宗)神奈川県藤沢市
武陽山能仁寺(曹洞宗)埼玉県飯能市
萬吉山松月院(曹洞宗)東京都板橋区
天羅山養善院眞盛寺(天台真盛宗)東京都杉並区
大聖山東朝院南谷寺(天台宗)東京都文京区 ほか)
第2章 庭と建物は本来一体である
第3章 資料(寺院図面及びスケッチ;組物三ツ斗比較;絵様等細部意匠参考事例)
著者等紹介
望月敬生[モチズキヨシオ]
1951(昭和26)年静岡県静岡市に生まれる。1963(昭和38)年静岡県立静岡高校を卒業。1975(昭和50)年早稲田大学理工学部建築学科卒業。1977(昭和52)年同大学院建築史研究室修士課程修了。1978(昭和53)年渡邊保忠博士に師事。早稲田大学理工学研究所嘱託。1987(昭和62)年望月敬生建築設計室開設。1989(平成元)年一級建築士事務所望月敬生建築設計室登録。1990(平成2)年社団法人日本庭園協会(龍居竹之介理事)。文化財指定庭園調査委員会委員。1992(平成4)年有限会社歴史建築設計研究体設立。2008(平成20)年社団法人日本庭園協会常務理事。2017(平成29)年11月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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